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いよいよ20世紀から21世紀への「世紀転換」の時を迎えていますが、近年「環境破壊型経済」によってさまざまな環境問題が累積・顕在化しています。新世紀からの経済は環境への配慮なしでは成り立たないことが明白になっていて、環境的に健全で持続可能な経済いわゆる「環境保全型経済」への転換が求められています。 私たちが管理、経営している森林についても、1992年の地球サミットにおいて森林の保全と利用を両立し、森林に対する多様なニ一ズに永続的に対応できるような、持続可能な森林経営を行うことが採択されました。 ここ梼原には古くから蓄積されてきた、森林を育て、森林を利用し自然の木材を大切に使う、自然生態系一生活一文化をトータルにとらえた、山に対する知恵、山の思想といえるものがあります。梼原の広大な森林と森林から育まれる四万十川源流である清流は、本町の最大の資源であり、ここに育まれてきた産業、生活、文化は私たちの心の源でもあります。 これらを引き継ぎながら梼原の人々が共に生きる喜びを実感でき、また、美しい豊かな森林を21世紀を担う子供たちに引き継ぎ希望に満ちた未来を迎えるために森林と水によりどころを求めて、森林の恵みを生かしながら、地域が活性化する多様な、豊かな森林を育てるため、森林に対して以下のような基本理合で施業を行います。 |
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| 1. |
森林の蓄積を滅ぶすことなく、成長した量以下の伐採にとどめます。 人工林については保続的な収積を確保するため、森林や森林の所有者及び森林の生育状況や木材価格などの経済動向を勘案して、長持間をかけて齢級構成の平準化を図ります。 |
| 2. |
生物多様性、森林生態系を維持するため、森林に対する手入れ、保護林などの設定により森林の多様化を図ります。 天然林については、生物多様性、森林生態系の健全性を図ることから保全することを基本とします。また、人工林においても沢沿いや尾根筋については漸次、間伐などで人工林を収積して天然林へ誘導します。 |
| 3. |
社会的、多面的な視点を含め森林の循環を確立する。 近年の「物の豊かさ」から「心の豊かさ」を求める価値観の変化の中で、「森林」が人類共通の財産として認識されつつあり「森林]と「街」との思いをつなぐ情報の交換を行っていきます。 |